コロケーションとは？

コロケーションとは、組織独自のサーバーやデータストレージに不可欠なその他のコンピューティングハードウェアを、第三者が所有もしくは運営する物理的なデータセンターのレンタルスペース内に設置することを指します。

データセンターのコロケーションにより、接続性とセキュリティを向上しコストを削減

コロケーション（通称「colo」）は、一般的なオンプレミスソリューションよりも堅牢なビジネスインフラストラクチャへのアクセスを提供し、SLAを通じてほぼ100%の稼働率を実現します。

データセンターのコロケーションテナントは、電力、冷却、再生可能エネルギーの調達、帯域幅、通信、セキュリティなどの運営コストを他のテナントと共有します。これにより、無停電電源装置 (UPS)、複数のバックアップ発電機、再生可能エネルギーの調達、電力網、HVACユニットなどの設備投資を計画する必要がなくなります。

自社サーバーの保守と管理、およびエネルギー効率の高いモデルへのアップグレードに関連する継続的なメンテナンスコストも削減されます。

これらすべての要素により、コロケーションは、単独ユーザー専用のデータセンターを構築して管理するよりも、よりシンプルでコスト効率の良い選択肢となります。

エクイニックスのコロケーションサービスの保護と管理

エクイニクスは、ミッションクリティカルなデータを強固なセキュリティと高い運用信頼性で保護する多様なコロケーションサービスを提供しています。たとえば、当社のデータセンターは業界最高レベルの99.999%以上の稼働率を実現しています。

主な機能:

コロケーションのセキュリティはどの程度安全ですか？

データセンターでのコロケーションは、物理レベルとネットワークレベルの両方でセキュリティを提供し、通常データ所有者が「オンプレミス」でコスト効率よく実現できるレベルを超えています。

コロケーションのテナントは、データセンター事業者が、多くの場合サードパーティと協力して提供するさまざまなネットワークソリューションによって、サイバー脅威から保護されています。

コロケーションとクラウド

ITハードウェアは、コロケーションとクラウドサービスのいずれにおいても、データセンター内にホストされています。ただし、コロケーションのテナントは、自社のサーバーの所有権と最終的な管理権限を保持しつつ、サーバーの設置場所を把握しています。

一方、クラウドプロバイダーは、すべてのリースハードウェアの管理責任を負います。データストレージの顧客は、多くの場合、データセンターの具体的な所在地の詳細（国を除く）を把握していません。

コロケーションは、スペース、インフラストラクチャ、セキュリティ、サポートの他に、どのようなメリットを提供しますか？

コロケーションの急速に進化するさらなるメリットは、高度なサービスとエコシステムにアクセスできることです。つまり、キャリア中立性、クラウド対応サービス、セキュアなネットワーク経由のマルチクラウドサービスへのアクセス、同一施設内のパートナーとの相互接続、および他のサイトまたはサービスとのインターコネクションファブリックを活用して、サービス契約を迅速かつ容易に切り替えたり交換したりできることを意味します。

コロケーションはまた、急速に進化する効率性と持続可能性のベストプラクティスに常に追従するのにも役立ちます。コロケーションプロバイダーは、その規模と専門知識を活用することで、最先端のデータセンター技術を導入し、排出量を削減し、リソースの活用を最適化することができます。

重要な点として、優れたコロケーションプロバイダーは、コンプライアンス要件を満たすための簡単な方法も提供します。この分野は政府が消費者保護に重点を置くにつれて、年々複雑化しています。当社のデータセンターの認証、標準、コンプライアンスをご確認ください。