VRグループ、クラウドパフォーマンスを向上させてネットワークコストを削減 | エクイニクス customer story
60%以上
ネットワークコストの削減率100倍
クラウドアプリアクセスの改善率5ミリ秒未満
クラウドのレイテンシより高速で敏捷性の高いクラウドネットワークの構築
フィンランドを拠点とする旅行・物流・メンテナンスサービス企業のVRグループは、ソフトウェア定義型相互接続を活用して敏捷性の高いデジタルインフラストラクチャを構築し、クラウドアプリケーションのパフォーマンスを向上させ、コストを削減しました。
単一のプラットフォーム上でAWSやMicrosoft Azureに対して、迅速でソフトウェア定義型のアクセシビリティを提供できるベンダは、エクイニクス以外にありません。
Markus Niskanen氏 VRグループ、Head of Architecture
ITモダナイゼーションの構想
VRグループは、ますます複雑化・煩雑化していた従来の社内ネットワークを刷新したいと考えていました。このネットワークでは手作業による運用とメンテナンスが必要で、それがコスト増につながっていたからです。同社は、従業員向けにMicrosoft Azure上の業務運用アプリケーションと、AWS上の顧客向けアプリケーション(旅行予約、物流、メンテナンスシステム)への高速で信頼性の高いアクセスを提供する必要がありました。同社のアーキテクチャチームは、ハイブリッドマルチクラウド相互接続のパフォーマンス、拡張性、回復性を向上させるとともに、高騰するコストをより適切に管理することを目指していました。
これらの目標を達成するため、VRグループは、ハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャを簡素化し、クラウドトラフィックを自社のデータセンターへバックホールする必要性を排除する、最新式のダイナミックなネットワークバックボーンを設計しました。
最適化され敏捷性と回復性に優れたデジタルインフラストラクチャ
VRグループのアーキテクトは、エクイニクスおよびシスコと連携し、さまざまな導入オプションを検討した上で、自社のニーズに最適なソリューションを選定しました。同社は、Network Edgeサービスとシスコの仮想クラウドルーティングを活用することで、AWSとAzureクラウドへの低レイテンシアクセスを備え、最適化され敏捷性と回復性に優れたデジタルインフラストラクチャを構築できました。
Network Edgeは、Equinix Fabricのソフトウェア定義型相互接続と組み合わせることで、アムステルダムとロンドンのMicrosoft AzureとAWSのクラウドへの高速かつ安全で冗長な接続を提供しました。これにより、VRグループは、ビジネスアプリケーションや輸送サービスへのユーザーアクセスを高速化し、社内外のユーザーエクスペリエンスを大幅に改善できました。ベンダに依存しないEquinix FabricとNetwork Edgeは、SD-WANやファイアウォールなどの他のクラウドやSaaSプラットフォーム、そして仮想ネットワーク機能(VNF)を導入するための基盤も確立します。
また、VRグループは、Equinix Fabricを活用して、AWSおよびAzureのサービスと、同社のヘルシンキデータセンター間のプライベート相互接続を実現しました。これらはEquinix Metro Connect®を介して、直接かつ安全に接続されています。Equinix Internet Accessは、パブリックインターネットへの信頼性の高いアクセスを提供しました。同社のアクティブ/アクティブ型の冗長化された事業継続性および災害復旧(BC/DR)環境は、社内外の顧客向けにすべてのアプリケーションとサービスを円滑に稼働させ続けるために必要なネットワークの回復性を提供しました。
複雑さとコストを削減し、回復力を高めることが、ネットワーク最適化イニシアチブの鍵でした。Network EdgeとEquinix Fabricは、手動操作を排除し、最低60%の費用を節約し、ネットワークの停止を防ぐという3つすべてを達成するのに役立ちました。
Pasi Louko氏 VRグループ、シニアネットワークアーキテクト
パフォーマンスの最適化、サステナビリティ、コスト削減
VRグループは、従来のバックボーンネットワークを、ハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャ全体でより敏捷性と拡張性の高い仮想ネットワークに置き換えることで、AWSおよびMicrosoft Azureのクラウドとの高速で低レイテンシの相互接続を通じて、アプリケーションパフォーマンスとユーザーエクスペリエンスを最適化しました。また、ネットワーク管理を簡素化し、回復性を向上させたことで、従業員や顧客がミッションクリティカルなアプリケーションやサービスにアクセスできなくなるようなサービス停止のリスクを排除しました。
その結果、VRグループは、ネットワークコストを抑えつつ、柔軟で将来性のあるデジタルインフラストラクチャを構築できました。VRグループがエクイニクスでインフラストラクチャを構築することのさらなるメリットは、サステナビリティが両社の事業の中核をなしており、両社とも事業運営においてエネルギー効率の高いアプローチを採用している点にあります。
「エクイニクスのおかげで、クラウドアプリやサービスへのアクセス時のレイテンシを100分の1に低減でき、ユーザーエクスペリエンスが大幅に向上しました」とVRグループのアーキテクチャ責任者であるMarkus Niskanen氏は述べています。
メリット
アプリケーションアクセスの高速化
Network EdgeおよびEquinix Fabric®上でシスコの仮想ルータを活用することで、AWSおよびMicrosoft Azureへの近接接続により、レイテンシが1桁(1~5ミリ秒)に抑えられ、クラウドアプリケーションのパフォーマンスが100倍向上しました。
ネットワークの複雑さを軽減
VNFベースのクラウド間ピアリングおよびクラウド間相互接続は、数週間や数か月ではなく、わずか数分で動的に設定できます。
シームレスな回復性
Equinix Fabricおよび冗長化されたVNFデバイスを介したデュアルポート接続により、従来のネットワークよりも優れたネットワーク回復性が提供され、ネットワークの停止が解消されました。
コストの削減
最適化された動的なデジタルインフラストラクチャを導入することで、物理的なネットワーク機器および接続コストを少なくとも60%削減できました。
サステナビリティのサポート
エクイニクスとVRグループは、ともに環境サステナビリティ目標とグローバルイニシアチブの達成に尽力しています。VRグループのサステナビリティへの取り組みは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に基づいています。同社は、2035年までにフィンランドをカーボンニュートラルにし、その後すぐにカーボンネガティブを実現するというフィンランド政府の野心的な目標の実現に尽力しています。