オリンパス、エクイニクスを活用して医療イノベーションを加速 customer story
70パーセント
メリットを得る世界の内視鏡市場の割合16ラック
AIを活用した医用画像の研究開発向けハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)環境の規模断片化したITを連携による強みへと変える
消化器内視鏡の代表的な開発メーカーであるオリンパスは、Equinix Fabric®を基盤とするEquinix Connected Cloud™を活用して、分散したオンプレミスシステムを統合し、クラウドオンランプとシームレスに接続することで、IT投資を最適化し、ガバナンスを強化しています。
エクイニクスの世界的に標準化された運用体制とルールを活用することで、これまで海外の各拠点で個別に行われていたITインフラストラクチャの運用を迅速に統合して標準化できます。
中野 麗子氏 オリンパス、インフォメーションテクノロジー インフラストラクチャー リード ジャパン、シニアマネージャー
分断されたIT環境からの脱却
長年にわたり光学機器メーカーとして名高いオリンパスは、この10年間で、より幅広い医療技術企業へと事業を拡大してきました。現在、同社は内視鏡市場の世界的リーダーであり、市場シェアは70%を占めています。また、FDAの承認を受けた初のクラウド型AI内視鏡画像診断システムのオーナーでもあります。
その多様なポートフォリオにより、オリンパスは革新的な企業となりましたが、一方で、オンプレミス、クラウド、プライベートデータセンターなど、接続性の低いITシステムや環境も増えています。
そこで、同社は業務の効率化と研究プロセスの迅速化を図るため、分散していたITシステムを、より高速で柔軟性が高く、グローバルに統合され、接続方法を柔軟に選択できる、拡張性と信頼性に優れたインフラストラクチャへと統合することを目指しました。この戦略は、グローバルな標準化を支える基盤にもなります。この取り組みは、投資を最適化し、ガバナンス体制を強化しつつ、世界中の現代医療におけるデジタルトランスフォーメーションを推進するという同社の使命を支援することを目的としていました。
中立的な基盤での標準化
オリンパスは、大規模なIT刷新に向けた最良の基盤としてエクイニクスを選びました。エクイニクスデータセンターは、この医療技術企業のハイパフォーマンスサーバの運用安定性を確保し、Equinix Fabricはパブリッククラウドへの柔軟な接続を提供します。
これらの機能は、最先端の研究開発に不可欠です。Equinix Connected Cloudにより、オリンパスは複数の通信事業者と相互接続できる、ネットワーク中立的な基盤を手に入れました。さらに、データセンターは事業継続性を保証し、現在および将来の拡張ニーズに対応できる十分な電力と冷却能力が確保されているという安心感をもたらします。
エクイニクスの導入により、オリンパスのITインフラストラクチャの変革は大幅に加速し、現在、東京のエクイニクスデータセンターには、研究開発を支えるハイパフォーマンスサーバを搭載した16ラックが設置されています。
妥協のない選択肢
オリンパスが新たに統合したグローバルITインフラストラクチャは、社内運用と外部サービスを組み合わせたもので、部門間の連携がより円滑かつ容易になり、従業員にとって大きな利便性をもたらしています。また、Equinix Fabricを通じて、Amazon Web Services®(AWS®)やMicrosoft Azure®をはじめとする任意のクラウドプロバイダへの柔軟かつ高速な接続も利用できます。
広帯域接続により、既存のコンピューティング環境のパフォーマンスが大幅に向上しました。この機能強化は、将来導入が予定されている他のシステムにもメリットをもたらすでしょう。
今後、この医療技術企業は、エクイニクスがサービス提供におけるサステナビリティへの取り組みや、科学的根拠に基づく排出削減目標を掲げていることを踏まえ、よりサステナビリティを重視したITインフラストラクチャの構築も視野に入れています。
メリット
ガバナンスの強化
統合されたIT環境により、複雑なITインフラストラクチャ全体でガバナンス基準を適用する作業が簡素化されます。
高い信頼性
信頼性の高いエクイニクスデータセンターを、最新化されたITインフラストラクチャの基盤として活用することで、ダウンタイムに関する懸念を最小限に抑えられます。
コスト効率の高い変革
Equinix Fabricの活用により、オリンパスはすべてのワークロードを移行することなく、分散したIT環境を相互接続できるようになり、きわめて実用的でコスト効率の高い統合戦略であると言えます。