セルサ、クラウド接続とユーザーエクスペリエンスを最適化 | エクイニクス customer story
40%
ネットワークコストの削減率10分の1
レイテンシの低減率40以上
接続されたサイト数セルサはレイテンシを低減し、ネットワークコストを削減
多国籍の条鋼メーカーであるセルサ・グループは、Equinix Fabric®によるソフトウェア定義型の相互接続を活用して、ハイパフォーマンスで拡張性が高く、回復性に優れたネットワークバックボーンを通じて、地域ハブ、クラウド、ユーザーを相互に接続しています。
Equinix Fabricの従量制のソフトウェア定義型の相互接続により、ネットワーク コストが削減され、パブリッククラウドに必要なグローバルで低レイテンシの仮想接続が実現しました。
Manel Parra氏 セルサ・グループ、最高技術責任者(CTO)
複雑なクラウドアーキテクチャに対応する接続性
欧州有数の多国籍の条鋼メーカーであるセルサ・グループ(CELSA Group™)は、グローバルな広域ネットワーク(WAN)のパフォーマンスを向上させて、より良いユーザーエクスペリエンスを提供したいと考えていました。また、レイテンシを低減し、ネットワーク全体のコストを削減する必要もありました。
セルサのワークロードの多くは、パブリッククラウドで実行されていました。しかし、その産業環境の性質上、一部のワークロードはオンプレミスに留めておく必要がありました。
このようなハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャを踏まえ、セルサはバックボーンネットワークとクラウド接続の最新化が必要でした。
クラウドモダナイゼーションの基盤
セルサは、エクイニクスによるソリューションを、3つの主要なデジタルトランスフォーメーションの取り組みを中心に構築しました。
まず、ネットワークを最適化するために、同社はグローバルなMPLSネットワークをEquinix Internet Access経由の専用インターネットアクセス(DIA)回線に置き換えました。さらに、セルサは、ポイントツーポイント(P2P)のレベル2回線を介して、同社の地域本部をエクイニクスのデータセンターに接続しました。どちらの場合(インターネットとP2P)においても、セルサは、特定地域の都市圏にあるすべてのエクイニクスデータセンターにおいて、Equinix Fabricソフトウェア定義型の相互接続を使用してインフラストラクチャを相互接続しました。その地域とは、ストックホルム、ロンドン、パリ、ワルシャワ、バルセロナ、マドリッドです。その後、エクイニクスのデータセンターを含むすべてのサイトでSD-WAN接続をオーケストレーションすることで、ネットワークの複雑さを軽減しました。
また、セルサは、Equinix Fabricを介してエクイニクスの地域ハブをグローバルに接続し、AWS Direct Connect、Azure ExpressRoute、Google Interconnectをそれぞれ使用して、クラウドプラットフォーム(AWS、Microsoft Azure、Google)に直接かつ安全にアクセスするための専用クラウドオンランプを活用することで、ハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャを実現しました。さらに、このハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャにより、同社のSAP ERP環境にアクセスできるようになりました。同社は、MPLSネットワークバックボーン全体でユーザーに送信されるクラウドトラフィックの「トロンボーン現象」を解消することで、Equinix Fabricの仮想接続を使用してレイテンシを低減し、クラウドワークロードのパフォーマンスを大幅に向上させました。
最後に、地理的冗長性を実現するために、同社はエクイニクスのバルセロナおよびロンドンのIBX拠点を、事業継続性(BC)およびディザスタリカバリ(DR)サイトとして活用しています。
セルサは、同社のマネージドサービスパートナーであるSIRTと、エクイニクスのグローバルソリューションアーキテクト(GSA)組織と連携し、エンドツーエンドのデジタルインフラストラクチャおよびハイブリッドマルチクラウドソリューションを設計しました。この新しい設計により、セルサはヨーロッパの全拠点にわたり4つのクラウド可用性ゾーンを構築できました。そのゾーンとは、北欧、イギリス/アイルランド、東ヨーロッパ、中央ヨーロッパおよびイベリアの本社です。
この設計により、同社は各地域ハブをEquinix Fabricまたはネットワークサービスプロバイダ(NSP)を介して接続する柔軟性も確保できました。各地域のユーザーは、Equinix Internet Accessによって実現されたインターネットアクセスゲートウェイを介して、クラウドサービスプロバイダ(CSP)のアプリケーションやセルサのデジタルインフラストラクチャサービスを完全に利用できるようになりました。
エクイニクスのデータセンターの相互接続は、新しいWANのグローバル設計の鍵でした。
Manel Parra氏 セルサ・グループ、最高技術責任者(CTO)
クラウド統合による価値の創出
セルサは、相互接続されたデジタルインフラストラクチャとハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャを活用して、ネットワーク、クラウド、SaaS、ITサービスを統合することで、コンピューティングインフラストラクチャとネットワークのコストを削減しました。エクイニクスは、基盤となるデジタルインフラストラクチャを構築して相互接続し、ネットワークバックボーンをMPLSからSD-WANへと最新化するためのハイパフォーマンスで拡張性と回復性に優れたエコシステムを提供しました。
メリット
柔軟なソフトウェア定義型の相互接続
セルサは、敏捷性に優れた相互接続モデルにより、ネットワークとクラウド接続を集約できます。
コスト効率の高いネットワーク最適化
SD-WANの導入により、仮想接続の拡張が可能となり、ネットワークコストを最大で40%削減できました。
クラウドワークロードの高速化
コンピューティング機能と国ごとのクラウド接続をエッジに配置することで、レイテンシを10分の1に低減できました。
地理的冗長性の向上
冗長化された地域ハブとクラウド接続により、アプリケーションおよび運用のBC/DRが保証されます。